11/1(火) 14:00に日本代表の”森保”監督選考の元、W杯メンバー総勢26名を発表されます。
メンバーはW杯アジア予選、6月からの親善試合やキリンチャレンジカップに出場した選手がメインで選ばれるでしょうが
サプライズ枠として、いつもとはガラリとメンバーを入れ替えたE-1選手権で活躍した選手の可能性はありますし
ここ1年日本代表に招集されたことないメンバーからも選ばれる可能性もあります。
W杯メンバー決定後は、11/17(木) 22:40からW杯出場国であるカナダとの親善試合で
どういう戦術にするのかを“森保”監督は決めていかないといけません。
今回は誰がW杯メンバーに選ばれるのか、サプライズ枠も予想していきます。
予想メンバー
メンバーの選考基準について
まず最初に考えるのはをGKを除く10人の配置について、ファーメーションをどうするか。
フォーメーションは直近の試合から考えると「DF、MF、FW」の順に「4-2–3-1」、「4-3-3」が有力だと考えられる。
チームが優秀な人材だらけなら、メンバーを選んでからその選手にあったフォーメーションを選ぶことができるが、
あいにく日本代表は世界トップレベルのチームに比べ、贅沢を言えるようなチームではない。
直近の試合から判断すると「4-3-3」より「4-2–3-1」の方がより戦えると感じた。
理由は「4-3-3」でアンカーを勤めることができる選手が、”遠藤”選手しかいないこと。また、W杯グループステージで対戦する
スペイン・ドイツのような圧倒的格上のチームが相手の場合、ボールを保持できる時間は少なくなり「4-3-3」のような
攻撃的フォーメーションは機能しないと考える。そこで「4-2–3-1」に当てはめて選手を予想する。
予想メンバー26人
▽GK
シュミット・ダニエル、権田 修一、川島 永嗣
▽DF
酒井 宏樹、山根 視来、吉田 麻也、冨安 健洋、板倉 滉、長谷部 誠、伊藤 洋輝、長友 佑都
▽MF
遠藤 航、守田 英正、旗手 怜央、田中 碧、原口 元気、鎌田 大地
伊東 純也、堂安 律、久保 建英、三笘 薫、相馬 勇紀
▽FW
大迫 勇也、上田 綺世、前田 大然、南野 拓実
※現時点で怪我している選手もW杯開幕時には復帰したと仮定
サプライズ枠はこの人!
サプライズ枠は”長谷部”選手。フランクフルトに所属しており年齢は38歳。
2010年、2014年、2018年のW杯3大会で日本代表主将も務めている。
主戦場はMFでアンカーも務められるが、38歳にかなりの運動量が求められるMF抜擢は個人的に厳しいと思っている。
強いていうなら途中出場から。
本職はMFと言いつつも、”長谷部”はセンターバックも勤めることができる。
先のチャンピオンズリーグにて、トッテナム戦ではセンターバックで出場し、世界トップレベルのFW相手にいい戦いを見せた。
仮にW杯メンバーに選ばれたとして、今の日本代表にいきなり馴染めるかがわからないが、
特に守り重視の戦いになることを考えた場合、個人的には”吉田”より”長谷部”を重宝したい。
入れるか迷った“南野”選手
FW枠になった“南野”については、本職のトップ下では起用しない考えになった。
トップ下には”鎌田”がいることとサイドハーフの”久保”もできるから。この2人の方が”南野”より脅威になるはず。
FW枠の最後の1人を”南野”と“古橋”で迷ったが、MFとFWの両方ができるユーティリティ性から”南野”を選出した。
予想スタメン
予想フォーメーション(vsドイツ戦)
予想フォーメーション(vsコスタリカ戦)
予想フォーメーション(vsスペイン戦)
戦術とオプション
キーマン選手
キーマンは間違いなく”鎌田”選手。特にスペイン・ドイツのような格上相手にいかに”鎌田”を活かせるか。
“鎌田”の狭いスペースでのボールの受け方やドリブル力と得点力は世界トップクラスにも通用すると思う。
そして当然相手も”鎌田”を警戒してくるはず。その”鎌田”に対してサポートが必須になる。
ただのサポートじゃスペイン・ドイツには通用しない。
”鎌田”だけに注目させないくらい、他の選手が脅威になってもらうことが1番手取り早い。
そこを”伊藤”の突破力、”久保”のボールキープ力に期待したい。
2人目のキーマンは”三笘”選手。左サイトからのドリブルは世界相手にも少なからず通用すると考える。
この時にただ”三笘”に1vs1を仕掛けさせるのではなく、近くの選手がスペースを作る動きで
カバーリングに入るであろう相手DFを釣る必要があると考える。そこに”南野”、”鎌田”に期待したい。
個人的に理想は”三笘”が縦にドリブルを仕掛けると見せて、中央にカットインで侵入。
そこからシュートまたは、右サイドの”堂安”にパスして左足からのカーブシュートが見たい。
“伊藤”選手と”三笘”選手の同時起用はなし?
“森保”監督は“伊藤”と”三笘”を同時に両サイドハーフとして起用しない。
なんで?という声をよく見かけるが、これには正直賛成だと思う。
“伊藤”と”三笘”もサイドからスピードあるドリブルで切り込んでいくのが特徴の選手。
サイドのギリギリまで張って、ボールをもらうことが多い。
そうなると両サイドハーフの中央にいるトップ下やフォワードの選手との間に大きなスペースができる。
当然、“伊藤”と”三笘”はそのスペースを使ってドリブルをしていくが、
そのスペースは、ボールをロストした際に相手カウンターの起点としても使われてしまう。
両サイドハーフがドリブラーなら、攻撃力はアップするが失点のリスクの方が大きいと判断し
“伊藤”と”三笘”の同時起用はなしと考える。
“三笘”選手の使い方
”三笘”は日本代表の切り札。スーパーサブとして、相手の運動量が落ちる後半途中から
出場してプレーしてもらうのが、より効果的だと考える。
W杯予選のオーストラリア戦や9月の親善試合でのアメリカ戦では
途中出場の”三笘”が試合を決定付けた。
まとめ
今回は、W杯の日本代表メンバーを予想しました。
果たして何人外れるか。楽しみです。
26人も招集されれば、試合に全く出場できない選手は必ず出てきますが、
ありとあらゆる場面を想定しそれぞれの場面で強みを持った26人を選考していると思うので
日の丸背負って監督、選手ともに頑張ってほしいですね。