今季のプレミアリーグ1位と2位対決。同じポゼッションサッカーを展開する中でホームゲームのアーセナルの方がボール支配率は高めだけれど、アーセナルのゴール前まで効率よくボールを運ぶシティのほうが運動量や個のクオリティといった部分で強さを見せつけた。
※及第点6.0(アーセナル)
▼GK
*1* アーロン・ラムズデール 5.5
シティの猛攻をしっかり止めていたが、難しい対応ばかりの失点となってしまった。
▼ DF
*18* 冨安 健洋 5.0 (83分OUT)
対"グリーリッシュ"においては、突破されることなく抑えることができたが、ロングボールの対処でやらかし。バックパスを掻っ攫われ、1失点目に繋がってしまった。
*12* ウィリアン・サリバ 5.5
"ハーランド"がボールを持った際は前を向かせない厳しいマークを徹底したが、ロングボールの処理にやや苦戦。何度か背後を取られる形が見られた。
*6* ガブリエウ ・マガリャンイス 4.5
オフサイドに救われたが、"ハーランド"に背後を取られPKを献上しかけたプレーや2失点目に繋がるパスミス等はよろしくなかった。1vs1でも何度か抜かれるシーンもあり不安定さが見られた。
*35* オレクサンドル・ジンチェンコ 5.5
ビルドアップ時の偽SBとしての役割はしっかり果たし、シティを上回るポゼッションを確保できたのは間違いなく"ジンチェンコ"のおかげ。ただし、守備面で弱さを見せ、3失点目は直接プレーには関わっていないものの、遅いプレスに隙を突かれる形でアーセナル守備陣は崩されてしまった。
→*4* ベン・ホワイト (評価なし) (83分IN)
▼ MF
*20* ジョルジーニョ 6.0
突如、筋肉系トラブルに見舞われた"トーマス"の代わりの代役として出場。鋭い読みでシティの速攻をよく潰し回った。1点目のPK獲得のきっかけとなるダイレクトの縦パスマジでうまい。
*34* グラニト・ジャカ 5.5 (83分OUT)
攻撃時はペナルティエリア付近でボールに触り、守備時は自陣まで戻って"デ・ブライネ"の対応など、豊富な運動量で攻守で大きく貢献していたが、特に攻撃面で判断ミスによる中途半端なプレーが見られ、精細さを欠いてしまった。
*8* マルティン・ウーデゴール 5.5
ボールをもらう位置はすごく良くて、いい形で攻撃にできそうな雰囲気だったけれど、ゴール前でのアイデアが足りなかった。
→*21* ファビオ・ビエイラ (評価なし) (83分IN)
▼ FW
*7* ブカヨ・サカ 5.5
サイドで厳しいチェックを受けるもなんとか局面を打開しようとプレー。しかし、"アケ"に抑え込まれほぼ何もできず。
*14* エディ・エンケティア 5.5
2度ほど訪れたヘディングシュートのチャンスは精細さを欠いたが、シティの厚すぎるディフェンスラインの隙を突こうとよく動き回り、結果的に1点目となるPKを獲得した。
*11* ガブリエウ・マルティネッリ 5.0 (76分OUT)
外側だけでなく内側でもボールをもらうなど、シティのハイプレスに対して、いいポジショニングを取っていたが、シティの屈強なディフェンスラインに対して、穴を開けることはできなかった。
→*19* レアンドロ・トロサール (評価なし) (76分IN)
※及第点6.0(マンチェスター・シティ)
▼GK
*31* エデルソン・モラエス 6.0
アーセナルのハイプレスに対して冷静に対応。PK献上シーンは個人的にはちょっとかわいそうだった。審判によってPK取る人と取らない人別れるやつかな。
▼ DF
*2* カイル・ウォーカー 6.5
"マルティネッリ"に抜かれず、その後の"トロサール "も難なく対応。中央のカバーもできておりよかった。主審が笛鳴らす前にボール蹴ったからイエローもらったのかな?ちょっとかわいそう(笑)
*3* ルベン・ディアス 7.0
しっかり体投げ出して、"マルティネッリ"や"エンケティア"のシュートブロックを徹した。読みもよくてインターセプトも見られて、アーセナル攻撃陣を圧倒した。
*6* ナタン・アケ 7.5
しっかり体投げ出してディフェンスをし、要所要所でピンチも防いだ。対"サカ"においてボールを奪うとまではいかずとも、厳しいチェックで自由にさせなかった。
→*25* マヌエル・アカンジ 6.5 (61分IN)
後半途中からでも難なく試合に入りプレー。ややパス出すタイミング等で気になるところはあったが、守備時は体を張って"エンケティア"止めたり、左サイドのカバーもよくできていた。
▼ MF
*16* ロドリ 6.5
アーセナルの攻めが多い中、要所要所でCBと並ぶ形でポジション下げて守りに徹し、鉄壁を築いた。
*20* ベルナルド・シウバ 6.5
前半はボランチをしつつも、守備時は左SB。豊富な運動量を活かしたポジション取りだが、戦術的に刺さっていていたかと言えば微妙。しかし、後半途中からの右WGでのプレーは、ポジション取りを意識したプレスの掛け方が2点目の得点となったパスカットに繋がり効果的だった。
*17* ケヴィン・デ・ブライネ 7.5 (87分OUT)
"冨安"のバックパスカットによる先制、2得点目の起点となるプレス、3点目のアシストと3得点に絡む活躍。
*8* イルカイ・ギュンドアン 7.0
視野の広さを活かして、アーセナルの守備ブロックに対して局面を打開するようなパスをいくつか見せた。2得点目の"グリーリッシュ"に流したパスうますぎでしょ。
→*4* カルバン・フィリップス (評価なし) (87分IN)
▼ FW
*26* リヤド・マフレズ 5.5 (61分OUT)
アーセナルのボール支配率が高く、狭いスペースでのプレーが多かったため、なかなか前向くことができなかった。
*9* アーリング・ハーランド 7.0
"サリバ"をぶっちぎることはできなかったが、"マガリャンイス"をボコボコにしてしまった。今シーズン26得点目もマーク。
*10* ジャック・グリーリッシュ7.0 (77分OUT)
1vs1で"冨安"を抜き去ることができなかったが、囲まれた狭いエリアでもボールをロストしないキープ力でアーセナル選手を2〜3人引きつけた。勝ち越し弾をしっかりマーク。
→*49* フィル・フォーデン (77分IN)