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【レーティング】8/18(日) 24-25シーズンLALIGA EA SPORTS 第1節 バレンシアvsバルセロナ

さぁいよいよ始まった"フリック"監督体制。主力が怪我で離脱していることや、トップチームに選手をまだ満足に登録できてない状態での開幕だが、まず初戦しっかり勝つことができてよかった。

内容的にはプレーシーズンマッチに続き、守備面での課題が特に見られたと思うし、さらには相手の守備がうまいブロックを敷いた時の崩すのがなかなか難しいが、これからシーズン通して改善できたらいい。後半になるにつれてバレンシア側のスタミナが落ちてきたが、バルセロナ側は前半からスタンスを変えず、プレスをかけチャンスを作り続けようと全員がよくハードワークしたことはよかったし、勝ちに繋がった部分だと思う。

プレスの掛け方も"シャビ"監督時代のような前線からのハイプレスではなく、左右のWG選手が極力相手SBへのコースを切りながら、相手CBにプレスをかけ、フォワード、トップ下の選手が真ん中を閉じて相手に蹴らせるような特殊な掛け方。これが"フリック"監督のやり方か。おもしろい。

※及第点6.0(バルセロナ)

▼GK

*1* テア・シュテーゲン  6.0

失点シーンはノーチャンス。1本危ないパスがあったが、それ以外は安定したプレー。

▼ DF

*23* ジュール・クンデ  6.5

不要なイエローカードもらってしまったが、1vs1は相変わらずの強さ。"ヤマル"へのサポートが薄かったのが課題。

*2* パウ・クバルシ 6.5 (64分OUT)

"テア"のパスミスによるシュートブロックとディフェンスライン揃える意識がすばらしい。ただしイエローカードもらってからのファールが不必要な部分もあったと思うから、特に手を使うところは癖にしてほしくない。

*5* イニゴ・マルティネス 5.0

失点シーンは"バルデ"の戻りが遅いことも多少あるけど、やっぱ"イニゴ"のマークの受け渡し方が悪い。丸投げ感あるからそこはもっと組織として決め事して改善しないといけない。ただそれ以前にビルドアップが無理やりすぎてボールラストからのカウンターが特に怖い。

*3* アレハンドロ・バルデ 5.5 (64分OUT)

"シャビ"監督時代に見られたあらかじめ高い位置をとってWG化するというよりは、状況見てオーバーラップするようになってとりあえず一安心。ただし高い位置取った後の"フェラン"のサポートが少ないからプレーの選択肢が限られる。あと気になるのはボール非保持時のポジショニング。自分のマーク選手だけ見てたら良いわけじゃないんだから、自分の守備エリアにさっさ戻ってほしい。

→*15* アンドレアス・クリステンセン 6.5 (64分IN)

"クバルシ"のイエローカード2枚目を避けるために交代したはずだが、まさかの速攻イエローカード。その後一応安定してたからとりあえずよしとする。

→*35* ジェラール・マルティン 6.0 (64分IN)

淡々とシンプルに良いパス出せるのよき。守備の活躍が見られなかったから、次節はそういうところも見たい。左SBの2番手は"フォルト"、"バジェ"よりも"マルティン"となるのか。"バルデ"は打撲らしいから次はスタメンとなれるか。

▼ MF

*28* マルク・ベルナル 6.0 (71分OUT)

安定したパス供給とカウンター次のサイドのカバーはよかった。ただ17歳にこんなことまだ求めちゃダメな気がするし、比べちゃいけないとわかっているが、"ブスケツ"を見てた側からするとパスの供給が無難すぎる。ボールはよく回るが、リスクが全くないパスとポジショニングばかりだから相手側からしたら取れないけどあまり怖くない存在。"ハフィーニャ"や"レヴァンドフスキ"への縦パスが自然と増えていくとさらによくなる。

*17* マルク・カサド 5.5

"ベルナル"の位置を気にしながら、中盤をよく走りまわり、ボールをよく散らしてハードワークした。ただし、やはりフィジカル的にパワー不足。そして慣れの問題かもしれないが、もっとクオリティをあげること。今後の課題は明白。

*11* ハフィーニャ 6.5

引いてる相手に対してのミドルシュートや大きく素早くサイドに展開できるキック力。あとは攻守ともにハードワークをサボらない。あまり慣れてないトップ下というポジションの中ですごく好印象。課題は"ベルナル"、"カサド"がボール持ったときにもっとサポートにいけるようになること。これで両サイドできることも考えたら戦力としてかなりでかい。

→*24* エリック・ガルシア 6.0 (71分IN)

好みの問題かもしれないが、"クリステンセン"がやるピボーテよりは好きなプレースタイル。ただもっと慣れる必要はある。

→*8* ペドリ 6.5 (64分IN)

ユーロのドイツ戦以来の復帰となり、パスでやや精細さを欠いた気もするが、安定感あるプレーを披露。狭いエリアでもボール取られないし、ボールキープ力があるからタメを作れる。するとビルドアップが大きく安定する。

▼ FW

*19* ラミン・ヤマル 6.5 (86分OUT)

父親刺された事件とかもあっていろいろ大変だろうし本調子ではなかったが、さすがのドリブル力。そしてすばらしいアシストをマーク。基本徹底マークされてるだろうから、今期は点を取りまくるというより、まず数少なくなるであろうゴールチャンスで決定力を上げることと、アシストをとにかくバンバン増やしてほしい。

*9* ロベルト・レヴァンドフスキ 7.0

コンディションばっちりに見えなかったが、開幕からゴールを決めれる嗅覚とPKをしっかり決めきる能力はさすがのものがある。あとは"シャビ"監督時代のようにサイドに流れたり、ボールをキープしたりと自由にプレーさせず、ゴール前にとにかく置いてるのは"フリック"監督のすばらしい判断。"レヴァンドフスキ"はもう余計なことはしなくていい。ただただ点を取ってくれ。

*7* フェラン・トーレス 5.0 (64分OUT)

よかったのはPK獲得となったパスを出したくらいか。今シーズンなにかしないとまじ生き残れないぞランキング第1位。個人的にはもう"パウ・ビクトル"より評価低い。

→*18* パウ・ビクトル (評価なし) (86分OUT)

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