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【レーティング】8/26(土) 23-24シーズンLaLiga Santander 第3節 セルタvsレアル・マドリード

セルタのペースが長く、とても苦戦したマドリー。"ヴィニシウス"が早い時間に離脱し、攻め手にかけてしまった。ドリブルによる起点作りを"ロドリゴ"、"バルベルデ"が右サイドから行っていたが、左サイドでなかなか有利な展開を生み出せず。特にセルタの右WB"ミンゲサ"にレアルの左サイドはほぼ見事に完封されてしまった。レアルの4-3-1-2システムは、もともと4バックに対して、相手のSBがボールを持った際にプレスをかけにくい特徴があったが、3バックまたは5バックはサイドの選手がよりフリーになりやすく、セルタはボールキープがしやすそうに思えた。次のヘタフェ然り、他のチームはこのセルタ戦を参考にしてくるはず。レアルはここから厳しくなる予感。

※及第点6.0(レアル・マドリード)

▼GK

*25* ケパ・アリサバラガ 6.0

序盤のゴールをなんとかファールを取り消してもらったが、あれでファールはちょっと厳しすぎる。というように全体的にダメなポイントはなかったと思うが、ボールの精度を上げることと、安定性を求めたい。終始落ち着きがなかった気がする。

▼ DF

*2* ダニエル・カルバハル 6.5

かなりの回数のオーバーラップにも関わらず守備は安定。攻撃参加もよく行ったが、なかなか効果的なものはなかったのが残念。

*22* アントニオ・リュディガー 6.5

安定感ある強いディフェンスを見せた。GKの位置見ながらシュートコース絞るのが特に上手い。

*4* ダビド・アラバ 6.0

90分通して守備面がやや軽率だったように思えた。しかし、セルタの守備がよかったからそこまで目立たなかったが、高さがある"ホセル"や"ベリンガム"へのロングフィードの質が高いのよ。

*20* フラン・ガルシア 5.0 (80分OUT)

セルタの5バックに対して1番の犠牲になった選手。左サイドで高い位置を取るもスペースをうまく消され、思うように攻撃参加することができなかった。守備面も安定してたとは言い難く、今回は"ミンゲサ"に完封されたかな。

→*6* ナチョ・フェルナンデス (評価なし) (80分IN)

▼ MF

*18* オーレリアン・チュアメニ 7.0 (62分OUT)

中盤のフィルター役として、スペースを埋めるすばらしい動きと守備の強さを見せ、セルタの中央からの攻撃を遮断。

*15* フェデリコ・バルベルデ 6.0

前半、推進力あるドリブルでセルタのMFを剥がして数的有利を作ったり、守備の場面で"カルバハル"のサポートを行ったりと躍動を見せた。前半すごくよかっただけに、後半に存在感が消えてしまったのがもったいない。

*12* エドゥアルド・カマヴィンガ 6.5 (62分OUT)

攻守で1vs1の強さを見せた。素晴らしいパフォーマンスだったが、"ヴィニシウス"が早々に離脱した分、左サイドのインサイドハーフとしてはビルドアップ面でもう一捻りアイデアがほしかった。

*5* ジュード・ベリンガム  7.5

守備の強さ、ボールキープ力、スルーパスでいいパフォーマンスを見せたが、セルタの固いディフェンスを前に最後の崩しの部分で決定機を作る方がなかなかできず。しかし、終盤間近に自らゴールを決め、決勝点をマーク。

→*8* トニ・クロース 6.0 (62分IN)

"チュアメニ"、"カマヴィンガ"に比べて守備強度は落ちてしまうが、"ホセル"の高さを活かすことができる高い精度のボールを供給できる強みが活きた試合。

→*10* ルカ・モドリッチ 5.5 (62分IN)

珍しくボールロストが少し多めな印象。コンディションがやや整っていないように感じた。次節に期待したい。

▼ FW

*11* ロドリゴ・ゴエス 6.5

"ヴィニシウス"に代わり、キレッキレのドリブルで右サイド多めの左サイドからも仕掛けを入れてセルタディフェンス陣の脅威となった。自ら獲得したPKを止められてしまい、優勢にできず。

*7* ヴィニシウス・ジュニオール 6.5 (18分OUT)

ドリブルがキレッキレなだけに早々の怪我による離脱は残念。

→*14* ホセル 5.5 (18分IN)

"ヴィニシウス"のドリブルによるボールロストのリスクがない分、"ホセル"のポストプレーによってやや少し円滑にボールが回るようになったが、セルタの固いディフェンス陣を前になかなかチャンスを作れず。厳しい状況の中でも高さを活かしたセットプレーから決勝点のアシストをマーク。

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