ラ・リーガ

バルセロナのレジェンドがまた1人引退

2022年11月3日にバルセロナの元スペイン代表DF(35)の”ジェラール・ピケ”選手が電撃引退を発表し、

ラリーガ第13節にホーム「カンプ・ノウ」でのアルメリア戦が最後になりました。

35歳のベテランとなりここ最近のプレーは調子を落とし、チャンピオンズリーグ敗退のきっかけを

実質作ってしまったと言っても過言ではないですが、シーズン途中でいきなりの引退は正直驚きでしかありません。

ただぞれ以上に、2010年からバルセロナを見始めた僕としては、

当時からスタメンで出場していた選手の引退は正直ショックです。

今回は「バルセロナのレジェンドがまた1人引退」したことについて、

思うことを考えていこうと思います。

”ジェラール・ピケ”とは何者?

“ピケ”はバルセロナのカンテラ(下部組織)出身で、本職はセンターバックを務めていました。

2004年にマンチェスター・ユナイテッドのユースに移籍し、トップチームに昇格してます。

(移籍の理由は確か「カンテラからトップチーム昇格が難しすぎるから」だった気がします。)

しかし、2008年までユナイテッドに在籍していましたが、

ローン移籍も経験しておりユナイテッドでは、なかなか試合に出ることができませんでした。

そんな中で2008年にバルセロナに移籍し帰還を果たしました。

当時バルセロナ監督を務めていた現マンチェスター・シティ監督の

”ジョゼップ・グアルディオラ”(通称”ペップ”)から信頼を勝ち取り、

2008年から始まったバルセロナ黄金期と無敵艦隊スペイン代表の主力として活躍しました。

何よりすごいのが08-09シーズンに3冠(※)の快挙を達成し、スタメンで活躍していたことです。

※リーガ・エスパニョーラ(当時のスペインリーグ名で、現在はラ・リーガ・サンタンデール)

  コパ・デル・レイ(別名は国王杯。日本でいう天皇杯のこと)

  UEFAチャンピオンズリーグ

そこからW杯2010、10-11シーズンチャンピオンズリーグ、ユーロ2012のビックタイトルに大きく貢献し

さらには14-15シーズンに2度目の3冠の快挙達成に貢献しています。

10-11シーズンにチャンピオンズリーグを制覇したとき、

僕は初めてバルセロナのタイトル獲得を目にしたわけですが、

その時代のスタメンメンバーであり、バルセロナ黄金期を支えた選手の1人。

”ピケ”の引退によって、残るは”ブスケツ”、”ペドロ”、”メッシ”の3人しかいません。

そして、現バルセロナにはもう”ブスケツ”しか残っていません。

その”ブスケツ”もおそらく今季限りでバルセロナを出ていくでしょう。

“プジョル”、”シャビ”、”メッシ”の引退、退団・会見を見たときいつも思います。

時代が過ぎていったということですがやっぱり悲しい。

シーズン途中での引退の理由

昨シーズン(22-23シーズン前)まではセンターバックとして、スタメン出場し主力として活躍するも、

補強によって今季からはセンターバック5番手としての扱いに。ただ今は怪我人が多く出場機会を得ていますが、

先のチャンピオンズリーグのグループステージ第4日目にてインテルと対戦し、

”ピケ”は失点に大きく関わり、結果は3-3で引き分け。敗退を決定つけてしまった試合になってしまいました。

またプライベート面で、コロンビア人歌手との関係解消や23歳の新たな恋人の存在で

ピッチ外でも問題ありな行動があり、”シャビ”監督から信頼を落としていました(若手の手本としてよくない)。

これらに責任を感じてと言うよりは、バルセロナ経営陣からの重圧に嫌気が差したから

と現地から報道がある見たいです。

財政難のバルセロナは”ピケ”の退団によって

契約を結んでいた2024年6月まで支払うはずだった5000万ユーロ(およそ72億円)を

節約したみたいです。

果たしてこれでお金でマンチェスター・シティの”ベルナルド・シウバ”を獲得するのか、、

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