アーセナルの若き主将"ウーデゴール"が頼もしすぎる。そんな試合内容だった。
※及第点6.0
▼GK
*1* アーロン・ラムズデール 7.0
失点シーンは味方のミスが原因だから致し方なし。何度かピンチを迎えたが守護神の気合いのビックセーブで勝利に大きく貢献した。
▼ DF
*4* ベン・ホワイト 7.0
本職はCBであるが故、基本的に守備的な立ち回りだが、
"サカ"や"ウーデゴール"との連携で積極的な攻撃参加が見られた。
守備面でもイエローカードをもらってしまったものの、
厳しく寄せるところは寄せ、シュートブロックもあってピンチをしのぎ
いい対応ができていた。
*12* ウィリアン・サリバ 7.0
相手のロングフィードやフラムの"ミトロヴィッチ"の
ハイプレスに対して冷静な対応を見せた。パスの精度も安定しており、
"サカ"や"ウーデゴール"の足元に丁寧なボールをしっかり供給。
*6* ガブリエウ 5.5
開幕節でも見せた不安定さをついに晒してしまった。
ボールを保持して主導権を握るチームのCBがゴール前のサイドチェンジごときで
トラップミスはしちゃダメ。最後に自分で決勝点を挙げ、勝利したものの
この先この不安定さを出していくなら、大一番の勝負では"ホワイト"をCB、
"冨安"を右SBで起用する方がいい気がする。
*3* キーラン・ティアニー 6.0
戦術面ではブランクを感じたため、これから慣れていく必要がある。
しかし守備は安定しているように感じたため、"ジンチェンコ"と
差別化しやすいポイント。
→*18* 冨安健洋(評価なし)
▼ MF
*25* モハメド・エルネニー 5.0
今季初出場。試合勘が戻っていないせいか、ポジショニングが
悪い。横パスが多すぎて、もっと縦パスの本数を増やしていかないと
対戦相手のレベルがあがると攻撃が通用しなくなる。
いまのままだと厳しい。
*34* グラニト・ジャカ 6.5
"エルネニー"の不調や"ジンチェンコ"の不在を
運動量でカバー。強みである相手DFの背後を取る動きは
少なくなってしまったものの攻撃参加にはしっかり絡めていた印象。
*8* マルティン・ウーデゴール 7.5
前節に続き光ってた。ボールをもらうタイミングやそこから出す縦パスは絶妙。
"サカ"や"ホワイト"といい関係で右サイドの攻撃でいいリズムを
作り出していた。見事な連携から同点ゴールが生まれ
チームに活気を付けた。
▼ FW
*7* ブカヨ・サカ 6.0
ボールキープ力があって、囲まれてもなかなかボールを失わないところは
ポイントが高い。"ウーデゴール"との連携もよかったと思うが、
いまいち調子が上がっていない感じ。もう少しドリブルから
仕掛けてもいいのかも。そこから得点やアシストにつなげたい。
*9* ガブリエウ・ジェズス 6.0
前線で幅広く動き回り、起点をたくさん使った。
サイドにも流れ惜しいシーンもあったが、結果を残せず。
エンケティアが出場してからは存在感が薄れていってしまった。
*11* ガブリエウ・マルティネッリ 6.0
ドリブルで相手を剥がしていくというよりは引きつけて、
鋭いパスを中央に入れる回数がけっこうあったように感じた。
しかし、左サイドが右サイドほど機能していないかった。
1つはドリブルで相手を剥がして抜き去ることができなかったこと。
惜しいシュートもあったが決めきれず。2つ目は"ティアニー"との連携が
うまくいってなかったこと。その点では"ジンチェンコ"がやりやすいのかも
しれないが、リーグ戦を1年続けていく以上、そんなことも言ってられない。
課題が見えた1戦。
→ *14* エディ・エンケティア 6.5
後半途中からの出場。決定機もいくつか結果は残せなかったもの、
相手からマークを外して前を向き、ジェズスの存在を霞ませるほどすごく印象を残した。
悪く言うと、ジェズスの役割を横取りしたようにも見えたが、
それでももっと見ていたいと思わせるようなプレーだった。
次節も期待したい。