ボールを保持しながらも攻めあぐねた1st Legと同じフォーメーション、同じプレースタイルで2nd Legも見せてきたシティ。1st Legと違った部分といえば、レアルの左SBの"カマヴィンガ"の背後のスペースをより狙ったこと、ネガトラの意識がより高くなり2ndボールの回収がスムーズにできたこと、カウンターのリスクを減らすためにディフェンスラインがビルドアップを控えたことが大きな要因と考える。また1st Legで"ウォーカー"が"ヴィニシウス"を単独で抑えれることがわかったこともあり、2nd Legは前に強気に出ていけたことも要因の1つかなと思う。とにかく圧倒的な強さを誇った。
※及第点6.0(マンチェスター・シティ)
▼GK
*31* エデルソン・モラエス 7.0
ときどき飛んでくるミドルシュートやFKに対して、しっかり好セーブを披露した。
▼ DF
*2* カイル・ウォーカー 7.0
1vs1で"ヴィニシウス"を完封し、チャンスを作らせなかったことで、ディフェンスラインに安定感をもたらした。
*3* ルベン・ディアス 7.0
高い集中力でディフェンスラインを統率し、レアルをなかなか自陣のペナルティエリアへ侵入させず、いい強度を保った。ズルズルディフェンスラインを下げず、ある一定の位置を保てたのが大きい。ち
*25* マヌエル・アカンジ 7.0
"ロドリゴ"を対人戦で封じ込め、さらにはセットプレーで3得点目をマークし、勝利を決定的なものにした。
▼ MF
*5* ジョン・ストーンズ 7.0.
偽CBの位置で"ロドリ"といい距離を保ちながら、レアルのプレスを回避。ボールの運び出しと、ところどころで3列目からの飛び出しを見せるなどをして、"モドリッチ"、"クロース"らを困惑させた。
*16* ロドリ 7.5
個人的に影のMVP。前半は特にレアル相手にチャンスを作らせなかった1つの要因として、"ロドリ"の2ndボール回収が早すぎた。さらに"ストーンズ"とのバランスを考えながらボール配球とボールの持ち出しで有利な展開を生み出した。
*17* ケヴィン・デ・ブライネ 7.5 (84分OUT)
レアルのディフェンスラインの背後を狙うスルーパスを供給し続け、チャンスを演出。1st Leg以上に"カマヴィンガ"の背後を突いて、ボールを"ハーランド "へ送り続けた。
*8* イルカイ・ギュンドアン 7.5 (79分OUT)
"バルベルデ"のマークを回避しながら、ビルドアップ、2列目からの飛び出しでレアルの守備の穴をついた。2得点目のきっかけとなった動き出しとか完璧すぎる。
→*47* フィル・フォーデン (評価なし) (84分IN)
▼ FW
*20* ベルナルド・シウバ 8.0
完封され不完全燃焼に終わった1st Legとは違い、持ち前のドリブルとゴール前への抜け出しで、2点も先制。圧巻のパフォーマンスで勝利の立役者となった。
*9* アーリング・ハーランド 6.5 (89分OUT)
ボールタッチ数がGKよりも少ないと言われた1st Legとは異なり、よくボールに絡み"ミリトン"、"アラバ"の背後を狙った。ビックチャンスを何度かあったため、得点とならなかったのは本人としても悔しいところ。
*10* ジャック・グリーリッシュ 7.0
1st Legでは"カルバハル"にうまく対応されたが、2nd Legでは左サイドでタメを作ったり、プレスを剥がし、ドリブル突破を見せ"カルバハル"を圧倒。いち早く守備にも戻り、レアルにチャンスを与えなかった。
→*19* フリアン・アルバレス (評価なし) (89分IN)
→*26* リヤド・マフレズ (評価なし) (79分IN)