サウジアラビアに続き、アジア勢のジャイアントキリング!
内容だけで見たらドイツが圧倒してたけど、そんな苦しい中でも日本が勇気を持って前に出た結果、逆転勝利。
W杯開催前に”内田 篤人”さんが提唱してた3バック采配。3バックの方がミスマッチが少ないっていう理屈はすごく納得できたし、実際に見るとよりわかりやすかった。さすが元ブンデスリーガで活躍した選手。ドイツの特徴を理解しててすごいと感じた。
個人的に予想してたW杯メンバーに”浅野”選手はいなかった。カナダ戦でも怪我明けとはいえ、明らかに不調だったしメンバーに入ったのが納得できなかったけれど、しっかり結果を残した。期待はずれって勝手に思ちゃってごめんさない”浅野”選手。次も期待したい!
フォーメーションは「4-2-3-1」→「5-3-1-1」→「4-2-3-1」→「3-4-2-1」のような感じで交代する選手次第で可変していく感じ。ドイツが右SB、CBの2人、ボランチ2人の計5人で基本的にビルドアップすることが多く、左SBとトップ下の選手が特に可変的で日本側はマークが定まらずスペースを利用されていた。
前半の4バック時は”久保”選手が守備に追われてボールに触れる機会がほとんどなかったし、”三笘”選手もどちらかというと守備に追われる時間が多かった。3バックになってから、数的有利な場面を作られることが少なくなり、マークがはっきりした。サイドの選手が攻撃に参加できるようになったし、システムチェンジってほんと大きい。
改めてわかったことだけどSB層が薄い。戦える選手が”酒井”選手と”冨安”選手だけ。怪我しがちだし、この先が厳しいなぁ。
※及第点6.0
▼GK
*12* 権田 修一 5.5
PK与えたのはほんといらないプレーだったけど、ドイツの猛攻をよく止め切った。
▼ DF
*19* 酒井 宏樹 6.5 (71分OUT)
ドイツのサイドチェンジに苦しめられ右サイドのスペースから何度も崩されたけれど、1vs1で粘りを見せカウンターに転じる時も勇気持って縦パス通すし、チャンスがあればオーバーラップも参加。
*4* 板倉 滉 6.0
中央を固く絞って何度もシュートブロックしたり、クロスをクリアした。
*22* 吉田 麻也 5.5
やや遅れ気味の対応を見せるもしっかり体を張って、強度のあるディフェンスを披露。
*5* 長友 佑都 4.0 (57分OUT)
"ニャブリ"をフリーにさせすぎた。ワントラップで何度もマークを外されピンチを招いた。
→*16* 冨安 健洋 6.0 (45分IN)
フォーメーション可変っていうのもあるが、左サイドからの突破を許さず左サイトの守備を安定させた。
▼ MF
*6* 遠藤 航 5.5
ドイツのパスワークに何度も走らされ、何度もマークを外されてしまった。しかし後半が特にすごい気迫。球際で強さを発揮してたし、良いスタッツ残したんじゃないか?間違いなく影の立役者!
*17* 田中 碧 5.0 (71分OUT)
守備でなかなか競り勝つことはできなかったが、上下運動を何度も行ってしつこく守備を行なってくれた。ドイツの可変的なフォーメーションに何度もマークを外してしまった。
*15* 鎌田 大地 5.5
ドイツの隙を狙ってパスカットしたりと、カウンターの起点を作った。ボランチに移動してからはやや遅れ気味の対応を見てたが、それでも起点作りは見事。
*14* 伊東 純也 7.0
サイドからの仕掛けや守備もサボらずしっかり戻って守るハードワークを継続。個の部分でも負けてなかった影の立役者。
*11* 久保建英 (45分OUT)
前半守備に追われる時間が長かったため、ほとんどボールに絡むことができず。
→*10* 南野 拓実 5.5 (74分IN)
活躍チャンスは少なかったけど、しっかりドイツDF陣の背後を狙ってシュートを打ったことで、1得点目に繋がった。ただそれでも存在感が薄かった。
→*8* 堂安 律 6.5 (71分IN)
前線でボールをキープして、攻撃の起点を作りで大きく貢献。守備もしっかりやって、攻撃時はすぐ切り替えていいポジショニングを取ってた。
→*9* 三笘 薫 6.0 (57分IN)
守備に追われる時間が多かったためボールも持てる時間は少なかったけれど、その少ない時間でもドリブルでドイツ選手を2人引き付け、しっかり脅威となった。
▼ FW
*25* 前田 大然 5.5 (57分OUT)
ほぼオフサイドになってしまったが、数少ない攻撃のチャンスでもDFの背後を狙ってよく走った。この調子で特にスペイン戦でハードワークしてくれ。
*18* 浅野 拓磨 7.5 (57分IN)
ドイツのDF陣背後をしつこく狙ったのがまずよかった。なかなか枠内シュートを捉えることができなかったが、それでも何度もチャレンジした結果、2得点目が生まれた。最初のワンタッチが神ってた。うますぎ。