ナショナルチーム 親善試合

国際親善試合 日本vsカナダ

カナダの方がやや上手の試合。主力が何人か休みだったけれど、怪我組が復帰できたのは大きい。失点はいずれもセットプレーだから本番までに修正は必要だけど、守備の強度は上がってきてそう。課題はサイドからの攻撃に弱すぎること。ファールしないと止められない。現代サッカーで攻守が特に重要視されているSB。ここは残りの期間でしっかり対策したい。"冨安"はCB枠であってほしかったけど、今日の出来みたら右SB確定だな。

※及第点6.0

▼GK

*12* 権田 修一  6.0

セットプレーの失点。いずれも対応が難しかった。プレスをかけられても冷静な対応を見せたのはよかったし、飛び出すタイミングやCBとの距離感もよかった。ただしセットプレーやサイドからのクロスに対しては不安定さを残した。

▼ DF

*19* 酒井 宏樹  5.5

ディフェンスで突破を許す場面が多少あったが、縦パスを狙ったり、攻撃面でやや躍動感を見せた。

*4* 板倉滉  5.5

1失点目にボールをクリアしようとした直前、誰かに当たってボールのコースが代わり、自分のマーク選手のもとへいきゴール。対応が少し難しかった。ここは味方のと連携が試されるが。しかし怪我明けからの復帰戦としては、すばらしいパフォーマンスを披露。対人能力や右サイドスペースのカバー。課題はロングフィードにもっとチャレンジしてほしい。左サイドに張っていた"久保"に出せるシーンがいくつもあった。わざわざCB、SBを経由する必要はないかなって感じた。

*3* 谷口 彰悟  5.5

GKやCB同士の距離感は見事。ただ、対人戦でやや苦戦し、何度か背後の狙われた。また左サイドのカバー対応もやや遅れ気味だった。

*26* 伊藤洋輝 5.5

完全に突破を許すような場面はなかったが、守備面でやや遅れ気味の対応。攻撃面でも存在感を残すことができなかった。

→*2* 山根視来 4.5

惜しいシュートあったけど、それ以外見せ場なしの上にPK献上。ドイツ戦、スペイン戦を考えると厳しい。

→*22* 吉田 麻也(評価なし)

→*5* 長友佑都 5.5

粘り強い守備を見せ奮闘したが、チームがやや下がり気味のなかで、攻撃参加をまったく見せられず。

▼ MF

*17* 田中碧 5.0

パス、プレーの強度部分で違いを見せたかった。しかし横パスまたはバックパスが多く、違いを見せた"柴崎"の存在により存在感がなかった。プレー強度の部分でも相手に負けることが多く、ボールロストも多かった。ドイツ戦、スペイン戦を考えると厳しい。後ろでプレーしすぎなんだよなぁ。

*7* 柴崎 岳 6.5

これまでの不調を覆すような好プレー。守備でもCBとの距離感を意識しカバーしてピンチを防いだ。攻撃ではリズムを作りながら、たまに縦パスを入れることでアシストを生み出した。

*10* 南野 拓実 5.0

トップ下でプレーするもチャンスメイクを作れず。

→*15* 鎌田大地 6.0

"田中"と交代し、ボランチの一角へ。らしくないミスも多少見られたが、交代後から明らかにリズムが上がった。守備面でも相手の動きやボールの動きを予測し、早いプレスからボールを奪っていた。

▼ FW

*24* 相馬勇紀 6.5

サイドからの推進力あるドリブルや背後への飛び出しでカナダDF陣の脅威に。味方との連携部分には改善の余地があるものの、個のパフォーマンスとしては上々。

*18* 浅野 拓磨 5.0

怪我明けでコンディションが上がらないため仕方ない部分もある。前線でなかなかボール納められず、起点を作ることができなかった。どちらかというと守備でハイプレスをめちゃくちゃ頑張ってただけの印象になってしまった。

*11* 久保建英 5.5

左サイドハーフだけのポジションに囚われず、自由に動きまわり、数的有利を作りながら攻撃に参加。周りとの連携を意識した立ち回りはよかったが、個のパフォーマンスを考えるとやはり結果を出したい。守備の際に不要なファールも控えること。

→ *21* 上田綺世 5.5

カナダの屈強なDFに立ち向かい、前線で起点を作ろうとした。難しいクロスに対してシュートを合わせたり、いい形を作ったが結果には結び付かず。

→ *8* 堂安律 5.0

後半から出場き、右サイドの攻撃を牽引。しかし、全然ボールに触れる機会がなく全くアピールできなかった。

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