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【レーティング】9/18(月) 23-24シーズンLALIGA EA SPORTS 第6節 アトレティコ・マドリードvsレアル・マドリード

レアル・マドリード、バルセロナがいま最も苦しむフォーメーションが5バック。ラリーガのクラブは格上相手と戦う時は3バックまたは5バックで守備固めすることが多いが、アトレティコはその中で最高のカウンター性能を持ってるクラブ。"シメオネ"監督の堅守速攻がよく現れた試合だった。怪我人が多いレアルマドリードとしては難しかったかもしれないが、この試合は"アンチェロッティ"の采配("ベリンガム"システム)は機能しなかった。これはCLでも苦労しそうな気がするかな。

※及第点6.0(レアル・マドリード)

▼GK

*25* ケパ・アリサバラガ 5.5

3失点いずれも難しかった。ただもし"クルトワ"なら1、2点は止めてたかもしれないと思わざるを得ない3失点。

▼ DF

*17* ルーカス・バスケス 5.5 (57分OUT)

"カルバハル"不在は大きかった。全体的にそこまで悪いわけではなかったが、オーバーラップ時にもっとディフェンダーの背後を狙ってほしかったこととクロスの精度は良くなかったが、ショートパスを起点にペナルティエリアになんとか侵入しようとする姿勢はよかったし、不用意なボールロストやパスミスがなかったのはいい点。シンプルに実力不足と言わざるを得ない。

*22* アントニオ・リュディガー 5.5

対人守備は強さを見せたが、ちょっと前に吊り出されすぎた気がする。守備時の"アラバ"や"カマヴィンガ"とのマークの受け渡しやカバー部分で連携は必須。

*4* ダビド・アラバ 5.0

1失点目はシンプルに背後を取られ、3失点目はスペースのケアとマークの受け渡しがうまくいかなったこと。特に3失点目はカバーに入らなかった"フランガルシア"に怒っていたように見えたが、個人的には8割"アラバ"が悪いと思う。残りの2割は連携かな。"リュディガー"が釣り出された時点でそのスペースのカバーを"カマヴィンガ"にさせるのか"アラバ"がカバーして自分のマークを"フランガルシア"にさせるのかを選択しないと行けなかったが、先に"サウール"がそのスペースに侵入してから遅れて"アラバ"が自分のマークを捨てて寄せに行ったために、"フランガルシア"は"アラバ"のマークに間に合なかった。1番の原因は"アラバ"の判断の遅さじゃないか?

*20* フラン・ガルシア 5.0 (57分OUT)

強みのオーバーラップが見事に完封された。5バックというアトレティコのシステム上、高い位置取るのは難しかったゆえ、大胆な仕掛けができなかったから仕方ない部分もあるが、そこで何か変化を加えないとこれからがきつい。対人守備も軽かったかなぁ。そして3失点目もディフェンダーとして危機感持って、もう少し中央に絞るべきではあった。

→*6* ナチョ・フェルナンデス 6.0 (57分IN)

守備は安定するが、得点を取りたい時の選手ではない。結果論だけど、今日の右SBのスタメンを"ナチョ"、交代メンバーを"バスケス"にすべきだったね。

→*23* フェルランド・メンディ 5.5 (57分IN)

守備強度はやや上がった。"フランガルシア"の二の舞にならぬよう、ビルドアップでは、オーバーラップだけでなく、インナーラップも取り入れてプレーしたが、スペースを消されてうまく対応された。

▼ MF

*12* エドゥアルド・カマヴィンガ 5.0 (57分OUT)

ビルドアップ時の不用意なボールロストがやや気になった。守備時も完全にボールウォッチャーになってたし、スペースを埋めたりするのは"チュアメニ"が安定してる。"カマヴィンガ"のソロピボーテは厳しいか。2失点目こそ中央を埋めるべきところだったのに、サイドに詰めたことによって空いたスペースに"グリーズマン"に走り込まれた。

*15* フェデリコ・バルベルデ 5.5

推進力あるドリブルで中央やサイドを駆け抜けたり、組み立ての部分でも正確なパスを出せたりと万能さを見せたが、まずかったのは1失点目で簡単にクロスを上げさせたこと。

*8* トニ・クロース 6.5 (70分OUT)

ボール配給とスーパーミドルシュートでなんとか勢いを取り戻そうと奮闘。すばらしいパフォーマンスでした。

*10* ルカ・モドリッチ 6.0 (45分OUT)

特段プレーが悪かったわけではないが、"モドリッチ"が組み立てに参加するためにポジション下げたことで、アトレティコの5バックに"ベリンガム"、"ロドリゴ"の2人しかいなくて、攻撃力不足となってしまった。いはま"クロース"との同時併用をするよりも、"クロース"とは違うタイプの組み立てとして起用した方がいい気がする。

→*18* オーレリアン・チュアメニ 6.0 (57分IN)

対人守備能力も高くスペースを埋めたり、カバーができる"チュアメニ"をピボーテ起用しないといけない。

▼ FW

*5* ジュード・ベリンガム 5.5

魔法の夜がついに解けてしまった。複数人に囲まれながらもなんとかボールをキープし、個人としては頑張りが見えた。残念だったのはスペースがない状況で2トップの"ロドリゴ"と連携があまり見られなかったこと。

*11* ロドリゴ・ゴエス 5.5 

ドリブルでの仕掛けでは優位性を見出していたが、アトレティコの硬すぎる守備にフィニッシュまで持っていくことはなかなかできず。2トップで起用するよりやっぱりWGとして使ったほうがいいような気がする。

→*14* ホセル 6.0 (45分IN)

サイドからのクロスに対していいターゲットになっていたし、ボール収めるのも悪くなかった。あとはそこからどう崩すか。

→*21* ブラヒム・ディアス 6.5 (70分IN)ふそ

右サイドからの果敢な仕掛けでなんとか点をもぎ取ろうと奮闘。もう少し出場時間増やしてあげてどれくらいやれるのか見極めたい人材。

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